ホソミイトトンボ

Aciagrion migratum

イトトンボ科

体長 30mm〜38mm

由来 細身糸とんぼ

とんぼの写真

生息地域

トンボの写真



 ほっそりとした感じのするイトトンボで、成虫で冬を越します。
 日本には、成虫で冬を越すトンボが3種類います。本種の他のは、ホソミオツネントンボ、オツネントンボです。
 東部の丘陵地に見られ、四月から五月の暖かい日には、越冬した成虫が、水田や植物の多い水辺に現れ、産卵します。
 夏型と越冬型と呼ばれる二つのタイプがあります。夏に現れる夏型は、少し小型の成虫になります。越冬型は、枯れ木のような色をしていて見つけるのにたいへんです。

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